川崎市麻生区主催「パーソナルカラー&色彩心理入門講座」開催報告!

2020年03月29日

◆川崎市麻生区主催「パーソナルカラー&色彩心理入門講座」開催報告

2020年1月28日、川崎市麻生区、麻生市民館さまからのご依頼でカラー講座を担当させていただきました。

参加者は30代~80代までの男女が約20名ほど。色のセミナーは通常、女性対象のことが多いので、男性の参加者もいらっしゃるのは珍しいケースです。

今回は、【男女平等推進学習】の連続8回の講座の中の1回に「カラー」を選んでいただきました。

【男女平等推進学習】 の 目的は、「性別や社会的な立場などにとらわれず、自分らしく楽に生きるための学び」。自分らしさを見つけて、人生100年時代を豊かに暮らすためのきっかけをつくる学びの機会です。

「 20年専業主夫をしている男性から、男女の役割に対する社会の意識の変化について話を聞く」「 MUSTではなくWANTで生きるためのワークショップ 」など、さまざまな講座がエントリー。

そんな中、カラー講座では、 自分らしさを発見するための【パーソナルカラー&色彩心理入門講座】 というテーマで2時間、お話させていただきました。

今回、ほとんどの方が、カラーを学ぶのは初めて、そして世代も幅広かったので、どなたでもわかりやすく、即生活の中で役立つ「色使いのコツ」を厳選してカリキュラムを立てました。

【色彩心理】の内容では、「好きな色で人の深層心理が読み取れる」という話から、「会話が弾むインテリアカラーの選び方」「食欲がわくテーブルコーディネートのコツ」の話まで。

例えば、人間は「赤」を見たとき、単に「赤だ」と思うだけではなく、そこから何らかの「連想」したり、何らかの「感情」を持ちます。

今回、参加者の80歳の男性にお聞きしたところ、 「太陽、炎、魂、還暦!赤いちゃんちゃんこだから!」 と、誰よりも元気にお答えくださいました。

実は、高齢の方で普段なかなかお話が弾まない場合でも、こうした「色」を見せて連想するものをお聞きすることで、急にご自身の経験などを話し出してくださることもあるのです。

色が刺激になって、過去の記憶がふとよみがえる。これは、色の持つ大きな効果です。

高齢者施設介護予防教室でも、色を使ったワークショップなどを開催しているのは、こうしたコミュニケーションの活性化脳の活性化に色が一役かうから。

今後、もっと多くの場所で、高齢者の皆さまに色に触れていただく機会をつくれたら、「いくつになっても元気で楽しく」というライフスタイルをカラーで応援できると思っています。

【パーソナルカラー】の内容では、似合う色のもとになる肌・眼・髪の色をグループでチェックしてもらう実習があったのですが、皆さん、興味津々で、肌色を比べたり、眼をのぞき込んで明るさを確認したり。

途中、グループでの話が止められなくなるほどの盛り上がりに!お互いの第一印象を言い合う場面では、50代くらいの男性が、女性から「キュートな感じ」と言われて照れていらっしゃる表情が印象的でした。

「パーソナルカラー=似合う色」とは、その人の外見の「個性」を最大限に引き出す色のこと。

この似合う色を見つける過程が、その方の個性魅力再発見できる機会となれば、今回の【 男女平等推進学習 】の目的である 「自分らしさを肯定的に受け止める」 ことに、カラー講座が貢献できるのではないかと思い、参加者同士が関われる実習の時間を多く取りました。

◆参加者の皆さまから、このような感想をいただきました

◆ 自分に似合う色が知りたかったので、とても参考になりました。それよりも色が持ついろんなパワーを学んで面白かったです。色が精神にも与える影響にびっくりでした 。

2部構成で話が入ってきやすくて、とにかく面白かったです。初めてづくしで参加してよかったです。

◆ よかったのは、自分に似合う色が発見できたこと!!また似合う色だけでなく、色で気持ち(心)を寄せていく!!ことが意識的にできるということは目からウロコでした。

何色が気になるのかによって、精神的な違いがはっきりわかって参考になります。部屋にも色を取り入れたいと思います。

年老いても素敵な色で人生を謳歌したいです。今日の講習は興味深く、明日から役に立つので嬉しいです。

皆さま、素敵なご感想をたくさんいただいてありがとうございます! 皆さんが熱心に話を聞いてくださって、楽しい時間をご一緒できて本当によかったです。

麻生市民館のご担当者の皆さま、企画の段階からいろいろとアイデアを出していただき、きめ細やかなサポートをありがとうございました!

◇上記は、三浦まゆみが主宰するカラースクール In-Living-Colorとして担当した講座です。

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